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HIP-3 市場の運営 · 第1回(全5回) · 3 分

運営者は何を引き受けるのか

HIP-3 では、十分な HYPE を預けた人なら誰でも、Hyperliquid の上に自分の無期限先物市場を開けます。板、売買の突き合わせ、証拠金、清算は Hyperliquid が動かします。市場として成り立たせるものは運営者が用意します。何を上場するか、数秒ごとの価格、そして上限です。この回は、その役割分担と、引き受けることになる約束についてです。

差し出すもの

出典: Hyperliquid の資料(HIP-3)

運営者が決めること

どれも、運営者の鍵で署名してチェーンに送る操作です。名前は、公開の記録で実際に見つかるものを書いています。

決めること操作頻度
価格(オラクル、運営者の mark の入力、外部の参照価格)setOracle数秒ごと。市場があるかぎりずっと
各市場が抱えてよい建玉の上限setOpenInterestCaps需要や流動性が変わるたび
レバレッジと証拠金の表、分離証拠金のみかクロスか上場時まれ
運営者の手数料の取り分、資金調達料の倍率deploy の設定まれ
決済に使う通貨(担保)deploy 時実際には1回
市場を止めて清算するhaltTrading問題が起きたとき、または終わるとき
どの鍵に何を任せるかサブの deployer体制が変わるとき

Hyperliquid が決めること

記録から

2026年7月27日の 22:57〜23:05 UTC、trade.xyz のオラクル用の鍵は、1つの市場だけで144回の価格を送っていました。ほぼ3秒に1回です。1回ごとに、オラクル価格、mark の入力2つ、外部の価格が入っています。これが仕事の中身です。1つの鍵が、昼も夜も数秒ごとに価格へ署名し続け、その後ろに 500,000 HYPE が控えています。

1回ずつの更新は、SK Hynix 清算の秒単位の記録で見られます。

始める前に
  • すべての市場について、10秒の空白を作らずに、正しい価格を数秒ごとに送り続けられますか。
  • 夜中の3時に価格の元が止まったら、誰が、どれくらいの速さで起きて対応しますか。
  • 出来高が育つまでの間、500,000 HYPE を半年間動かせないまま持ちこたえられますか。

次回: 実際にこれをやった人たちと、その多くがやめた理由。