HL Price Guard: HyperEVM から Hyperliquid の価格を安全に読む
HyperCore の価格に頼る HyperEVM のアプリなら、どれでも使える Solidity のライブラリです。オラクル価格を返し、市場の別の見え方と決めた幅以上に食い違うときは受け取りを拒みます。
できること
価格を読む
プリコンパイル経由でオラクル・マーク・最良気配を読みます。プリコンパイルごとに異なる2種類の番号の付け方に対応しています(mainnet で確認済み)。
乖離の検知
板やマークがオラクルから離れすぎているときは、オラクルを拒みます。
独立の参照
Hyperliquid の外の価格(HyperEVM 上の Pyth)と比べます。
跳ねの検知
読むたびの価格の跳ねで止まり、アプリが戻すまで止まったままです。戻すのは、価格を独立に確かめてからにします。
露出の上限
一定時間に決済できる額に上限をかけます。どの区間を切り取っても上限を超えない移動窓もあります。
運営準備レビューを依頼する
HIP-3 の市場をこれから開くチーム、すでに運営しているチームのためのレビューです。
ここまでしかしない
価格を読んで確かめ、露出に上限をかけるところまでです。プール・清算・画面は、使う側のアプリが持ちます。
版にはタグを付けています。使う側はタグの付いた版に固定し、新しい版へは意図して移るべきです。
根拠
公開データから2つの事故を組み立て直しました。1つのウォレットが Hyperliquid の ETH の仲値を動かし、それに対して 500 倍の建玉を決済した件(2026-10-10)と、運営者のオラクルが1回の更新で 15.6% 下がった件(xyz:SKHX、2026-07-27)です。前者ではオラクルも押し込みで動いたため、乖離のチェックでは止められませんでした。再現では、1分あたり $3.3M の露出上限なら、得られる額は約 $55K と見積もられ、押し込みにかかった $130,873 を下回ります(事故時の平均的な取り分を当てはめ、押し込みのコストが Papertrade と同じだと仮定した推定で、上限の保証ではありません)。
HIP-3 Record の SK Hynix の記録いまの状態
- forge でテストしています。プリコンパイルは本来のアドレスに mainnet の値で模しています。
- 監査は受けていません。
- ソースは Apache-2.0 で公開しています: github.com/fabrknt/hl-price-guard。タグの付いた版に固定して使ってください。
運営準備レビュー
HIP-3 の市場をこれから開くチーム、すでに運営しているチームのためのレビューです。公開の記録で HIP-3 の運営者に実際に起きたことと照らして体制を確かめ、確かめられなかったことも書きます。