レッスン7 — rustup と VS Code の準備
問い
Rust スタックを動かす 最小限の環境準備 — rustup(toolchain manager)+ VS Code + rust-analyzer 拡張機能。「これがないと事実上書けない」3 つだけ揃える。
原理(最小モデル)
- rustup. Rust の toolchain manager、
curl --proto "=https" --tlsv1.2 -sSf https://sh.rustup.rs | shの 1 行、cargo/rustc/rustupが$PATHに。 - Stable channel. 標準は stable、Reth は MSRV(最小サポートバージョン)に合わせる、
rustup updateで最新化。 - VS Code + rust-analyzer 拡張. rust-analyzer = 公式 language server、エラー表示 / 補完 / 型情報 / ジャンプ、これなしでは事実上書けない。
- 便利な追加.
Even Better TOML(Cargo.toml用)、CodeLLDB(debugger)、Error Lens(インラインエラー表示)。 - 動作確認.
cargo new hello && cd hello && cargo runで "Hello, world!" 表示。
具体例 + ステップで組み立てる
rustupとVS Codeの準備
Rustの開発環境は、実は rustup と VS Code 拡張だけ で完結する。
1. rustupでRustを入れる
公式ツールチェーン管理ツール rustup からインストールする。
# macOS / Linux
curl --proto '=https' --tlsv1.2 -sSf https://sh.rustup.rs | sh
# 動作確認
rustc --version
cargo --version
cargo は Rustのパッケージマネージャー+ビルドツール である。名前から「ライブラリ管理用」と思われがちだが、実際は ビルド・テスト・実行をすべてcargoで行う ため、毎日触ることになる。
2. VS Codeに rust-analyzer を入れる
VS Code拡張機能の検索で rust-analyzer をインストールする。これがないとRust開発は事実上難しい。
- リアルタイムで型エラーを表示
- 自動補完・「ジャンプ・トゥ・デファイン」
- インライン型注釈(変数の上に型が表示される)
コツ:
Cargo.tomlを持つフォルダを開かないと rust-analyzer は起動しない。次のステップで作る。
3. はじめてのプロジェクトを作る
cargo new hello_reth
cd hello_reth
cargo run
cargo run で「Hello, world!」が表示されれば準備完了である。
4. ブラウザですぐ試したい時
何もインストールせずに試したいときは Rust Playground を使える。コピペで実行できる。
次のレッスンでは、Rust構文の最小限を駆け足で押さえてから宿題に挑戦する。
まとめ(3行)
- 3 つ揃える = rustup + VS Code + rust-analyzer 拡張、
curl1 行で rustup インストール、cargo new helloで動作確認。 - 便利追加 =
Even Better TOML+CodeLLDB+Error Lens、rustup updateで最新 stable に。 - 環境準備完了、次は Rust クイックリファレンスで頻出文法を一気に。